日本食品トレーサビリティ協会の基本理念

 当協会は、安心して食品を流通させることのできる環境の整備によって、わが国の食産業の更なる経済発展に貢献することを目指して設立されました。中小規模の事業者にとっても、使いやすく導入しやすい優れた食品トレーサビリティシステムを発掘・認定し、そしてその普及活動を通じて、食品全般に関する安心・安全を担保することができる仕組みづくりを推進してまいります。
 更にまた、こうした食品トレーサビリティへの取組みが、「何かあった時への備え」としての取組みにとどまらず、商品を生産し、あるいは加工販売する事業者にとって、「情報の記録・保管・閲覧性の向上によって、商品力を高め、結果としてビジネスに繋げることができるもの」として捉えられるものになっていくことを目指しております。